blog — たった3分でファンを作る!心が近づく話し方レッスン

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ネガティブな話、ちゃんと聴いてもらっていますか?

こんにちは。神原智己です。^_^ 

暑い毎日、ビールで乾杯🍻✨ 

飲み会に誘って頂く事が増えてきました。 

あなたはいかがですか? 

ほろ酔い気分で飲んでいると、 

普段口にしていなかった、不平不満、ネガティブな気持ちを、とりとめもなく語り… 。

翌日、心にモヤモヤ感が残ってしまう…… あるあるです。 

〜〜〜 

溜めていた感情を吐き出したから、 

スッキリするはずなのに、逆にモヤモヤしてしまった経験ありませんか? 

それは、 

① 聞いてくれている相手が、あなたのネガティブ感情をしっかり受け止めてくれた感がない。 

② 相手に迷惑だったのではないか、自責の念にかられる 。「あ〜、しょうもない事言っちゃった〜💧」

③ ネガティブ感情をぶつけて、嫌われたのではないか、不安。

 

このような状態になってしまっているから

ではないでしょうか。 

 

〜〜〜 

 

私も、もちろん、例外ではありません。 

そうならない為に、時々実践している事があります。

それは 「相手に予告をすること」。

つまり、「すごく嫌な気分になった事があって・・・。

明日聞いてくれる?」

「悲しい事があったんだけど、聞いてもらっていいかな?」

相手に会う前に、話したい事は、どんな気持ちになった出来事かを、伝えておくのです。

(話す内容が、はっきりしない場合は、「いろいろイヤな事が続いたんだけど、話し相手になってくれる?」

でもいいでしょう。)

そうすると、聞いた相手は、「気に入らない事があってイライラしているんだな。」

「悲しい事があってツライ気持ちなんだな。」

あなたに会う前に、話を聴く心の準備ができます。

すると、会って話をする時、初めから、あなたの気持ちを汲み取ろう、

という態勢に入ってくれるので、

もし、あなたが、感情を爆発させたような「言いすぎ」発言をしたとしても、

貫大に受け止めてくれる可能性が高くなります。

 

ですから、今まで経験してきた「会話後のモヤモヤ感」3つが、解消されます。

① 聞いてくれている相手が、あなたのネガティブ感情をしっかり受け止めてくれた感がない。 

 嫌だった、辛かった気持ちをわかってくれた。嬉しい!

② 相手に迷惑だったのではないか、自責の念にかられる 。「あ〜、しょうもない事言っちゃった〜💧」

→ はじめからネガティブ発言前提で会ってくれたから、安心して話せた。スッキリ!

③ ネガティブ感情をぶつけて、嫌われたのではないか、不安。

→ しっかり聴いてくれたのが伝わったから、友人関係は壊れていないはず。安心!

 

~~~~~~~~~~

さぁ。

このように、相手に気分を明るくしてもらったあなた。

最後に重要な一言を、忘れずに伝えてくださいね。

「今度は、私が、、聴くからね。」

~~~~~~~~~~

どんな立場や環境の人でも、

日常、なんらかのストレスを感じるのは、あたりまえ。

身体の不調としてあらわれる前に、普段から心のケアをしあう「会話」。

コミュニケーションが大切だと思います。

それには、「話、聴いてもらってもいい?」

そう言える友人・知人を持つ事。

信頼関係を築いた友人・知人を持つということが、大前提です。

「信頼関係を築けているか、自信がない」という方は、

「話、聴いてもらっていい?」「今度は、私が聴くからね。」

こんな声かけをきっかけに、より良い関係になっていく事が少なくないので

ぜひ、実践してみてください。^^

 

 

勢いよく夜空に広がる花火を見ながら・・・七色の感情、時には、吐き出したいですね。^_^

 

 

 

 

 

 

 

長寿が嬉しい理由とは:日野原重明

105歳まで生き、医師として多大な功績を遺した

日野原重明氏。

生涯通して、世に送り出した、

数々の煌めく言葉が、世代を超えて

心に響きます。

ここでは、「生きる事」に、勇気を与えてくれる

一節を、ご紹介します。 

 

「十歳のきみへ   九十五歳のわたしから」

/  日野原重明    より。

 

わたしが自分の長寿をありがたいと思い、

うれしいと感じている理由は、

だんだんゆたかになって、便利になっていく時代を味わうことができたからではありません。

その最大の理由は、

「あのときのあれは失敗だったなあ」と

思うことをもう一度やり直して、

わたしの人生のあちこちにできた

やぶれめをつくろって強くしたり、

あるいは新しいことに次々にチャレンジして、

わたしの人生にさらにみがきをかける時間を

たっぷりもらえたからです。

 

 

 

 

「わざわざ」。どんな時に使っていますか?

こんにちは。神原智己です。

毎日、暑くて、何をするにも疲れやすく、大変ですよね。

だからでしょうね。この時期、よく聞きます。

「わざわざ、すみません」 「わざわざ、ありがとうございます」

あなたは特に気にすることなく、使っていますか?

それとも違和感を覚えますか?

~~~~~~~~

 

「わざわざ(態態)」 

あらためて、どんな意味なのか、調べてみました。

デジタル大辞泉によると・・・

1.他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。

例文:「態態出掛けなくても電話で済むことだ」

 

2.しなくてもよいことを、ことさらするさま。故意に。

例文:「ご親切にも態態忠告に来る人がいる」

 

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 1も2も、良い意味で使われている例文とはいいがたい事に気付きます。

つまり、「わざわざ、ありがとうございます」という挨拶は・・・

● 話し手の気持ち → 「ねぎらい」 「感謝」

● 受け手の気持ち → 「余計なお世話と思われている」 「そこまでしてもらって、気が重いと思われている」

このように、話し手のあたたかい気持ちが、受け手に伝わらないどころか、

悪い印象を与えてしまっている危険性があるのです。

これこそが、「コミュニケーションギャップ」。

とても、残念な会話になってしまうので、

このコミュニケーションギャップをなくしましょう!

 

 ~~~~~~

対策として・・・

 ① 感謝の気持ちを伝える時は、「わざわざ」を使わない 

これに限ります。^^

とはいえ、相手に感謝の気持ちを、さりげなく伝えたい!ですよね。

 

~~~~~~~

「わざわざ」を使わずに、感謝の気持ちを伝えるには・・・

  ② 自分は何に感謝しているのか、具体的に言葉にする

  

例えば・・・「わざわざ、ありがとうございます (すみません)」

→ 「暑くて大変な中、来ていただいて、ありがとうございます (すみません)」

これなら、話し手も、受け手も、言葉通りの意味合い。

誤解なく伝わっていますよね?

他のシチュエーションとしては

「お忙しい中、来ていただいてありがとうございます。」

「朝早く(遅い時間に)来ていただいて、すみません。」

など。

これが「来る」事に対してだけではなく、

「お土産をいただく」「手伝ってもらった」「知らせてくれた」

「お茶をだしてくれた」・・・ガラリと違うシチュエーションに変わっても、同じです。

要は、

相手の状況を推察した言葉を付け加える+ ありがとう (すみません)

これでOKです。

 

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 このように相手の状況を推察=思い遣る、ちょっとした手間こそが、相手へのお礼なんだと、

捉えると心も豊かになりませんか?

 

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今回は、微妙な言葉、「わざわざ」をとりあげました。

良い意味も、良くない意味にも捉えられるので、「微妙」な言葉と表現しました。

この「微妙」な言葉は、他にもあります。

次回、また、お伝えしますので、ぜひ、おつきあいくださいね!

それでは、

わざわざ読んでいただき・・・・・・・ではなく!笑

暑い中、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします!^^

PS、お中元をいただいた時も、「わざわざ」ではなく、

「暑い中、お気遣いいただきまして、ありがとうございます。」の方が、誤解なく、スムーズに

伝わりますよ。^^

 

 

 

 

 

 

「可愛がってもらう」は、もう古い?

こんにちは!神原智己です。^^

毎日暑い東京ですが、あなたのところはいかがでしょうか。

上司、目上の人から、「暑気払いだ、飲みに行くぞ―!」

必ずと言っていいほど、声をかけられる人って、いますよね。

こういう人は

「あいつ、(あの人)可愛がられているよねー」

と表現されることがあります。

そして、上司や目上の人から「可愛がられる事」を目指す人も多いです。

一方、上司や目上の方々で、「あいつを(あの子を)可愛がっている」と

なんのためらいもなく、言う人がたくさんいます。

さて。

 

あなたは、「可愛がられたい」ですか?^^

 

~~~

実は、若い世代であればあるほど、「可愛がられる」という表現に抵抗を

感じる人が多くなってきました。

私の周囲での反応は・・・

「可愛がるって、何?子供や、ペットでもないのに。」

「可愛がられる私って、子分?」^^;

これらの言葉に、「あぁ~確かに。 わかるわぁ。」

思わず頷いた方も多いのではないでしょうか。

~~~~~

今は、「目上の人に可愛がられる」よりも、

「目上の人に認められる、高く評価される」という方が、しっくりくる感覚。

喜びを感じる風潮です。

そこが認められずして、「可愛がられる」のは、逆に違和感すら覚える場合もあるので、

いわゆる「目上の人」は、気をつけたいところです。

あくまでも、職場、組織の中での話です。

 

なぜ、価値観がこのように変わってきたのでしょうか。

昔は、社会が一般的に「年功序列」思考。

年齢が上の人ほど、経験豊富で、学ぶべきところが多い。

今も、もちろんそうです。そうではありますが。

一方で、入ってくる新人の方が、上司より、確実にデキる事がある。

「IT機器の取り扱いや操作」です。

しかも、このIT全般、パソコン操作の出来不出来が、仕事の進み具合を大きく左右するので

エライ上司も新人さんに頼らざるを得ない事態になってきています。

「わからない事は、なんでも、上司、目上の人に相談 」神話の崩壊です。

 

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 加えて、若い世代の教育では、人の地位よりも

「個人の意見」を尊重。話しあいによって、物事が決められていきます。

「先生だからエライ、正しい」神話の崩壊です。

 

~~~~~

このような背景から

「可愛がってもらっている」という表現は、誉め言葉とは言いにくい現状です。

「自尊心」の満たされる言葉かけは、時代によって変わります。

 特に時代が急変している過渡期の今、その都度、普段使っている「言葉」を

再チェック!

相手の価値観に相反する「誉め言葉」を遣っていないかどうか、

 敏感になる事が、日々のコミュニケーション、人間関係を作っていく上で、

とても重要です。

 

~~~~~~~

 「可愛がってもらってるね~」  「自分が可愛がっている子なんですよ」

アウトではありませんが、取扱注意。

仕事関係の環境の中、誉め言葉としては、ボーダーライン。

認識しておくと、安心です。

仕事関係、人を紹介する時、される時、あなたは、どんな言葉を遣っていますか?^^

 

有楽町ガード下.jpg

有楽町ガード下にて。

photo/ Y. K

他者があって自分がある / 宇宙飛行士:毛利衛

 

 「 月は 太陽に照らされて光る。

他者があって自分があるという、

その深みに惹かれたのです。

 

宇宙船から見る下弦の月。

あれは一生忘れません。

 

人とつながってこそ、自分がある。

人生もそうありたいですね。」      

宇宙飛行士: 毛利衛

 

~~~~~~~

 人間の在り方とは、、、

生命の源流となる、宇宙そのものが

体現、魅せてくれていたのかもしれませんね。

あわただしい日常生活、

「自分があって、他者がある」 宇宙の教えと、真逆な捉え方をしそうになったら、

毛利さんの言葉を、思い出してみませんか?^^

 

空を見上げる七夕に寄せて☆

「顔」で聴く、「顔」で喋る。

こんにちは。神原 智己です。^^

「耳で聞く、口で喋る」は、日常的に行っているコミュニケーションです。

今回は、「顔で聴く、顔で喋る」に、迫ります。^_^ 

 

〜〜〜 

相手の話を聴く時、あなたは何に意識を集中させますか?

話の内容ではないでしょうか?

では、その時の、ご自身の「顔」、どんな表情か、考えてみていただけますか?

・・・と言われても。

自分の表情、映像が思い浮かぶ方は、ほとんどいないと思います。

そして、ホームビデオなど、偶然写っていた自分の表情に、「愕然」とした経験をお持ちではないでしょうか。

 

楽しいひとときだった、小旅行。素晴らしい海辺の景色。 感動していたはずなのに、

思った以上に、ぼうっとした佇まい。

あるあるです。^_^

 

~~~

ホームビデオでみる無防備な自分の様子からでは、実際の「楽しさ」が伝わりにくいのと同じように、

あなたが会話をしている時。

相手の話を聴いて、楽しんでいる、

その楽しさは、話し手には、案外伝わっていないという事は、よくある事です。

 

相手の目を見るアイコンタクト、あいづちは、「聴いてくれているな、興味持ってくれている。」感を伝えてくれるスキルです。

でも、「楽しい感情」を伝えるには、「楽しそうな笑顔」が、必ず必要です。

逆に、話し手が、「悲しかった話をしている時、その気持ち、同じようにわかるよ」

と伝えるためには、「悲しそうな表情」が、やはり必要です。 

~~~

これは、会話をする上で、

とても重要な要素となります。

例えば、 

「表情」→「笑顔」を意識して聞くと、話し手は「自分の話を喜んで聴いてくれている!」

確信して嬉しくなります。

そして、もっと楽しんでもらおうと(無意識に!)、話す内容自体、さらに楽しく充実したものへと上質に変化し、

それを受けとる聴き手の笑顔との相乗効果により、

どんどん会話が弾んでいきます。

 

〜〜〜 

ですから、たったひとネタでも、「聴き手」の笑顔次第で、2倍、3倍・・・と長い時間、会話を盛り上げることができるというわけです。

プロの喋り手やタレントの方々は、必ず実践しています。

~~~

一方、「顔でしゃべる」というのも、あるんです。笑

私の「話し方教室」で実践していただきました。

題材は、チーズフォンデュのCM原稿。

まじめな表情で「とろ〜り溶けたチーズが、なんとも言えない美味しさ」というより、

ほぼ笑っているような華やかな笑顔で 

読んだ方が、チーズのトロトロ感が伝わり、とても美味しそうに聴こえます。

〜〜〜 

 

札幌テレビ局 のアナウンサー時代、

CMがとにかく、素晴らしい!と評判の、先輩アナウンサーがいらっしゃいました。

新入社員の私に、ディレクターさんが「Kさんの 

CM原稿の収録現場を」「見てこい。」と言った理由は……

音だけの世界であるラジオCMにも関わらず 、聴いて、勉強するだけでは足りません。先輩のCM読みを、その時の表情を観察し、表情豊かに読む事によって音声的な表現力をつけなさい、という事だったんですね。

 

〜〜〜 

喋りに自信がない、という方は、 

話す内容の喜怒哀楽を考え 、話す時の

表情を、はっきり表現してみて下さい。

少しの気合で、大げさにやってみる事がポイントです。 

 

やりすぎだと思うくらいで、ようやく聴き手に伝わります。

話す内容がたとえ、平凡だったとしても、あなたの 

気持ちが聴き手に伝わり、 

聴き手の方が、話を広げてくれるという事まで

期待できます。 

 

〜〜〜

男女の違いで言いますと、 

一般的に女性同士の会話が長いのは、こういった 

顔の表情が、男性に比べて豊かな場合が 

多いから、という事も要因の一つです。

逆に、男性同士の会話は、表情の変化に乏しい傾向があるので、ひとネタが、短命に終わりやすい。

結果、沈黙の時間も多くなってしまうのです。 

 

〜〜〜 

会話は、ネタの数が少なくても、大丈夫です。

 「顔で聴く」、「顔で喋る」。

この事を意識してみて下さい。 

「会話で、時間を埋めなきゃ!」→ 

「あっという間に時間が経ったなぁ! 」

こんな嬉しい変化を実感できるはずです。 

 

  

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